【初心者必見】不動産を売却するまでにかかる時間について！また、その流れについて！

みなさんは不動産を売却するまでにどのくらい時間がかかるのかご存知ですか？

不動産を売却するためにはただ不動産会社に行けばよいのではなく、売却に至るまでも、売却が決まった後にもやるべきことがたくさんあるため、すぐに売却ができるわけではありません。早急に資金が必要になったという理由で不動産を売却するケースもあるかもしれませんが、現金化するには時間がかかります。不動産は株などと違い、流動性が低いです。実際に売買代金を買い手から受け取るまでにはどれくらいかかるのでしょうか。今回は、不動産売却時に必要な期間について、また買い手からの売買代金の入金はいつ頃になるのかという点について解説していきます。

まず不動産を売却するまでの流れですが、

⑴必要書類の準備

⑵不動産の相場を調べる

⑶不動産会社を選ぶ

⑷査定を依頼する

⑸売却活動を行う

⑹売買契約締結

⑺決済と引き渡し

⑻確定申告

という流れになります。

◯書類集め

不動産を売却する際には売却活動というものを行いますが、売却活動の前にはいくつか必要な準備があります。まず最初に書類の準備です。不動産の売却時に必要となる書類は、登記済権利証または登記識別情報、固定資産税・都市計画税納税通知書、境界確定書、重要事項説明書の4つに加えて、本人確認のための印鑑証明と身分証です。さらに、用意しておくとよい書類としては、不動産購入時のパンフレットや、アスベスト使用調査報告書、耐震診断報告書、などがあります。これらの書類を確実に不備なく用意する必要があります。書類が全て手元にあれば時間はかかりませんが、市役所や法務局に行って書類の再発行をしてもらう必要がある場合は数日を要することになります。

◯査定を受ける

不動産を売却するためにはすぐに売却手続きができるわけではありませんので、まずは査定を依頼し、不動産の状態を調べたうえで売却価格を検討する必要があります。そのため、不動産会社にまずは査定を依頼します。不動産の査定には、机上査定と訪問査定の二段階があります。机上査定とは、住所や築年数などの情報をもとにして不動産の価格を判断する査定方法で、この方法は依頼してから結果が出るまでに1日から2日ほどかかります。訪問査定は文字通り、実際に不動産を訪れて査定する方法です。現地で不動産の状態の確認をしたり、周辺の環境について調査したりするので、机上査定よりも結果は正確です。訪問査定の当日には30分〜1時間ほど、査定結果が出るまでには1週間ほど時間がかかります。

このように、査定においては机上と訪問、２つの査定を行うことになりますので、1〜2週間程見ておくとよいでしょう。しかし、依頼する会社の数によってもかかる時間は異なってきます。複数の会社に依頼すると時間はかかってしまいますが、仮に急ぎだとしても、2社以上の不動産会社に査定を依頼した方がよいといわれています。複数の査定結果の中から自分に最も合う条件を出してくれた不動産会社を選択することができるため、最低でも2〜3社に査定を依頼することをおすすめします。

このように、書類の準備と不動産の査定の期間が必要になりますので、売却活動を開始するまでにはおおよそ2〜4週間くらいの時間がかかります。

査定の結果に了承し、売却することを決断してから初めて売却活動が開始されます。売却活動とは、不動産の買い手を探すための活動のことで、まずはインターネットや店舗に広告宣伝をします。この広告で不動産のことをしっかりと伝えられていないと、不動産自体に魅力があっても買い手はつきにくくなりますので、写りの良い写真を利用したり、不動産の魅力を明確に記載するなどして、しっかりとアピールしましょう。そうすると、広告を見た内覧希望者が来てくれるようになりますので、日程を調整して内覧に対応します。内覧では、購入希望者に不動産の中を実際に見てもらい、その不動産の購入を検討してもらいます。購入が決まったら、価格や引き渡しなどの条件について交渉します。双方が条件に合意したところで売買契約を締結します。以上が売却活動の内容です。売却活動は、一般的には1〜3ヶ月くらいの時間がかかりますが、必ずしもその期間で買い手がつき、売却が決まるとは限りません。不動産の状態や立地が悪かったり、実態と合わない価格がつけられている不動産などは買い手がつきにくくなります。また、売却した時期や依頼した不動産会社の力量などによっても買い手のつきやすさは異なってきますので、一般的にかかる期間よりも時間がかかってしまう可能性もあります。

「不動産仲介」という方法で不動産を売る場合は、上記でご説明した通り売却活動に時間がかかってしまいますが、「不動産買取」という方法を選んだ場合は売却活動は必要ありませんので、その分かかる時間は短くて済みます。不動産仲介とは、不動産会社を仲介して第三者の買い手を探す売却方法であり、不動産買取とは、不動産会社に不動産を買い取ってもらう方法です。そのため、少しでも早く不動産を売りたいという場合は、「不動産買取」を選ぶとよいでしょう。

売却活動で買い手が決まった後は、契約内容に沿って売買代金のやり取りを行います。売り手が手付金を受け取った後、買い手は住宅ローンの手続きをしますので、その間に、土地に抵当権といって土地を所有する権利が残っていれば解消し、土地の所有権を移行するための手続きを行うことになります。

不動産を売却するまでにやるべき手続きと、それぞれにかかる期間についてここまで解説してきました。一般的に売却活動を開始するまでに必要な期間として2〜4週間、書類の準備や査定が終わり宣伝広告、内覧対応などの売却活動にかかる期間として1〜3ヶ月、売却活動後の手続きなどにかかる期間としては1〜2ヶ月くらいが目安になりますので、それらを全て合わせると、不動産売却にはおおよそ3か月〜6か月かかるという計算になります。

あくまでも一般的な期間であり、場合によっても売却までに必要な期間は異なってきますので、不動産会社の繁忙期である、新生活を始める人が多い1〜4月、転勤する人が増える9〜10月ですと対応が遅くなる可能性があります。このような時期に査定や売却を依頼すると、対応に時間がかかることがありますので、少しでも早く売却したいと考えている場合は、特に繁忙期の時期は避けるなどして査定や売却の依頼をするとよいでしょう。

不動産に買い手がつき、売買契約の手続きも無事完了した後に、買い手から不動産の売買代金の入金が行われますが、その入金時期はいつ頃なのでしょうか。

不動産の入金は一回で行われるのではなく、二回に分けて行われるのです。一回目は売買契約を締結したときで、二回目は不動産の引き渡しをしたタイミングです。売買契約を結ぶと、買い手は売り手に手付金といって、契約を結んだ証、またはもしもの際の違約金として、契約締結したときに支払いをします。手付金の2倍の金額（手付倍返し）を支払えば契約を解除することができます。手付金は売却代金の一部として支払われ、残金は不動産の引き渡し時に支払われることになります。

次に入金方法についてですが、一般的には手付金は売買契約を結ぶ時に現金で、残金は振り込みで支払われます。手付金を振り込みにすると、売買契約の日に支払われないことがありますし、売買契約よりも前に支払いを済ませてしまうと、持ち逃げされる危険性もありますので、売買契約時に同時に現金で支払うことをおすすめします。手付金の残金は金額が大きいので、振り込みでの対応になるのが一般的です。

※TUMUGU不動産株式会社では、手付金も銀行振込でご対応頂いております。

今回は、不動産売却時に必要な期間についてや、買い手から売買代金の入金が行われる時期はいつ頃かという点について詳しく解説してきました。不動産を売却するまでには、書類の準備や査定などの事前準備、広告宣伝、内覧対応などの売却活動、住宅ローンや所有権移行など売却活動後の手続きが必要であり、全て合わせると3か月〜6か月くらいの期間がかかります。また、不動産の売却代金の入金は売買契約締結時と引渡し時の二回に分けて行われることになっており、売買締結時に手付金として現金、引渡し時に支払われる残金は振り込みで行われます。上記でご説明したように、必ずしも3〜6か月の期間で買い手が付き、売却できるという保証はありませんので、売却したい時期や代金を受け取りたい時期を逆算したうえで、余裕を持って売却手続きを進めるようにしましょう。

富山市のTUMUGU不動産株式会社は不動産売買に特化しております。

また、TUMUGU不動産株式会社は、「お客様に損をさせない」をモットーに日々営業活動に取り組んでおります。お客様のニーズに合ったご提案をすることをお約束しますので、不動産の売却をご検討されている方は、是非一度、富山市の不動産売却に特化したTUMUGU不動産株式会社までお問い合わせください。