【不動産取引で失敗したくない方へ】不動産買取で詐欺に遭わないためには…?
2024/07/16
不動産買取で詐欺に遭うことが心配な方に向けて、今回は詐欺を防ぐための注意点について詳しく解説します。安全な不動産取引を行うために、ぜひ最後までお読みください。
詐欺の具体例と対策
まず初めに、不動産買取に関する詐欺の事例と対策を紹介します。
①測量費を請求される詐欺
不動産会社が実際の価格よりも高い金額を提示し、所有者に興味を持たせた後、測量費を前払いで請求するケースがあります。
例えば「あなたの土地は非常に価値があるため、高額で買い取ることができますが、その前に正確な測量が必要です。測量費用として50万円を先にお支払いください」といった形で要求されるケースです。測量費用は一般的には売買契約成立後に精算されるものであり、前払いを求められた場合は断ることが重要です。信頼できる不動産会社に相談し、測量費用の支払い時期について確認するようにしましょう。
②小切手詐欺
不動産の売却代金を小切手で支払われ、その小切手が現金化できなかったという事例があります。
例えば、買取代金を小切手で受け取ったが、銀行で現金化しようとしたところ「この小切手は無効です」と言われた場合、詐欺に遭った可能性があります。
対策として、売却代金は現金(銀行振込)で受け取るようにし、小切手での支払いには応じないようにすることが大切です。契約書にも、現金での支払いを明記しておくと安心です。また、取引前に不動産会社の支払い方法について確認し、現金または銀行振込での支払いを要求することが重要です。
③相場より安い価格をつけられる詐欺
不動産の価格は、査定を依頼する会社によって異なります。信頼できない会社に依頼すると、相場よりも安い価格で買い取られることがあります。複数の会社に査定を依頼し、比較することが重要です。
例えば、ある不動産会社に査定を依頼したところ、相場よりも30%も低い価格を提示された場合、この会社の査定を信じて売却してしまうと大きな損失を被ることになります。
防止策としては、複数の不動産会社に査定を依頼し、価格を比較することが重要です。一括査定サイトの利用や、地元の不動産市場の相場を自分でも調べておくことが大切です。これにより、提示された価格が適正かどうかを判断しやすくなります。
④高額な手数料を請求される詐欺
高額な手数料を請求されたり、かからないはずの手数料を請求されることがあります。
例えば、売却が完了した後で「実は追加で50万円の手数料が必要です」と請求される場合があります。対策として、事前に手数料の詳細を確認し、契約書に明記してもらうことが重要です。
また、他の不動産会社の手数料と比較することで、適正な料金を把握できます。手数料の相場を知っておくことで、詐欺に遭うリスクを減らすことができます。
詐欺に遭わないための9つの注意ポイント
不動産買取で詐欺に遭わないための具体的なポイントを紹介します。詐欺を防止するには、事前に対策することが重要です。
①信頼できる不動産会社か確かめる
不動産会社を選ぶ際は、複数の会社に査定を依頼し、信頼できるかどうかを判断しましょう。担当者の対応や会社の実績を確認することが重要です。
例えば、査定依頼の際に「御社はどのような実績がありますか?」と質問し、過去の取引事例や顧客の声を確認してみましょう。また、インターネットで会社の評判を調べることも有効です。口コミサイトやホームページなどを確認して、他の顧客の意見を参考にしましょう。
②強引な営業には乗らない
不動産会社からの強引な営業やしつこい電話には注意が必要です。
例えば「今すぐ売らないと損しますよ!」といった強引な営業トークに乗ってしまうと、後で後悔することになります。対策として、強引な営業を受けた場合は、その場で決断せず、一度持ち帰って冷静に考えることが重要です。また、友人や家族に相談することで、第三者の意見を参考にすることができます。
③お得な話に乗らない
思っていたよりも高い買取価格を提示されても、慎重に判断しましょう。複数の会社に査定を依頼し、正確な市場価格を確認することが重要です。
例えば「通常の相場の2倍で買い取ります!」といった話には注意が必要です。複数の会社に査定を依頼し、提示された価格を比較するようにしましょう。
また、査定額が極端に高い場合は、その理由を詳しく尋ねることで、詐欺の可能性を見極めることができます。
④査定額の理由を尋ねる
高額な査定額を提示された場合、その理由を尋ねましょう。信頼できる不動産会社であれば、納得のいく説明をしてくれるはずです。
例えば「なぜこの価格になるのですか?」と質問し、根拠を詳しく説明してもらうことが大切です。査定額の理由を聞くことで、納得のいかない説明を受けた場合は、その会社との取引を見直すことができます。また、他の不動産会社にも同じ質問をすることで、査定額の信憑性を確認できます。
⑤契約を急かしてくる会社は選ばない
契約を急かしてくる会社には注意しましょう。不必要に焦らせる会社は何かを隠している可能性があります。
例えば「今週中に契約しないとこの価格は無効になります」といったプレッシャーをかけてくる場合は要注意です。対策として、急かされても冷静に対応し、契約を急がないようにしましょう。また、契約内容をしっかり確認し、不明点があれば納得するまで質問することが重要です。
⑥不動産会社のことを調べておく
査定の依頼や売却の相談に行く前に、不動産会社の基本情報や口コミを調べましょう。
例えば、インターネットで「〇〇不動産 口コミ」などと検索し、過去の利用者の評価を確認することが大切です。また、会社の公式サイトを確認し、会社概要や代表者の情報をチェックすることも有効です。さらに、宅建業の免許番号を確認し、行政機関のデータベースで有効かどうかを調べることも重要です。
⑦不動産売買の流れを把握しておく
不動産買取の流れを把握することで、詐欺に気付きやすくなります。一般的な流れは、以下のとおりです。
⑴必要書類の準備
⑵不動産会社探し
⑶相場価格を調べる
⑷査定を依頼
⑸売却金額を検討
⑹売却の条件を確認
⑺売買契約を締結
⑻引き渡しの準備
⑼決済と引き渡し
⑽確定申告
買取完了までは通常1〜3ヶ月かかりますが、スピードを優先する場合は1〜2週間で完了することもあります。不動産売買の各ステップを理解し、どの段階で何をすべきかを把握することが重要です。また、各ステップでの注意点を確認し、適切に対応することで詐欺のリスクを減らすことができます。
⑧不動産の相場価格を把握しておく
不動産の相場価格を把握することで、詐欺を防ぐことができます。一括査定を利用して複数の会社から査定結果を出してもらいましょう。
例えば「不動産 一括査定サイト」と検索し、複数のサイトを利用してみることが大切です。一括査定サイトを利用することで、一度に複数の不動産会社から査定結果を取得し、比較ができます。また、査定結果を比較することで、相場価格を把握しやすくなります。これにより、詐欺に遭うリスクを減らすことが可能です。
⑨代金は現金(振込)で受け取る
小切手による支払いには応じず、必ず現金(振込)で受け取るようにしましょう。
例えば「代金は銀行振込でお願いします」と明確に伝えることが重要です。売買の取引前に、不動産会社の支払い方法について確認し、現金または銀行振込での支払いを要求することが重要です。また、契約書にも現金での支払いを明記しておくことで、安心して取引を進めることができます。
困ったときはすぐに相談しましょう!
不動産買取の詐欺に遭ったり、詐欺の疑いがある場合は、消費生活センターに相談しましょう。消費者ホットライン(電話番号:188)に電話すると、最寄りの窓口を紹介してもらえます。また、独立行政法人国民生活センターの公式サイトには詐欺に対する注意喚起が掲載されています。
参考情報として、独立行政法人国民生活センターの公式サイトは、詐欺に関する最新情報や対策を提供しています。詐欺の被害に遭った場合や疑いがある場合は、早めに相談することが大切です。また、相談することで、具体的な対策や対応方法を知ることができ、安心して問題に対処できます。
まとめ
今回は、不動産買取で詐欺に遭わないための注意点について解説しました。以下のポイントに気をつけて、安全な不動産取引を行いましょう。
・信頼できる不動産会社か確認する
・営業には簡単に乗らない
・お得な話には乗らない
・査定額の理由を質問する
・契約を急ぐ会社は選ばない
・不動産会社のことを調べておく
・不動産売買の流れを把握しておく
・不動産の相場価格を把握しておく
・代金は現金(振込)で受け取る
以上のポイントに気をつけておくことで、不動産取引の詐欺を未然に防ぐことができますので、参考にしてみて下さい。
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