【不動産売却で躓いているあなたへ】不動産売却価格が思ったより安くなってしまった…その理由と対策について!
2024/06/27
売却価格が思っていたより安かった?!
不動産の売却をしたら、想像してた価格よりも安い価格で買い取られてしまったという経験をされた方もいるのではないでしょうか。今回は、不動産を売却するときに価格が安くなってしまうケースとその理由について解説し、少しでも高く売るための対策をご紹介します。
不動産買取は相場より安くなってしまう?!
不動産買取では、売却価格が相場より安くなるケースがほとんどです。これは、不動産会社がリスクを負うためです。例えば、リフォームやリノベーション費用、再販売時のリスク、契約不適合責任などを考慮して買取価格が低く設定されます。実際、買取価格は相場価格の6~7割程度になることが一般的です。
不動産仲介と買取の違い
不動産を売却する方法としては、買取以外に仲介という方法もあります。仲介は不動産会社が売主と買主を仲介し、売主の希望価格で売却することを目指します。この場合、売却までの期間が長くなる可能性がありますが、高値で売れる可能性があります。仲介と買取の違いを理解し、自分のニーズに合った方法を選ぶことが大切です。
安く買いとられてしまうケースとその理由
以下のケースでは、不動産が安く買い取られてしまう可能性があります。
①築年数が経過している不動産
築年数が経過するほど不動産の価値は下がります。例えば、築10年で新築時の半分程度の価値になります。耐震基準の変更やデザインの古さも価値を下げる要因です。
耐震基準の影響
1981年に耐震基準が改正され、それ以前の建物は旧耐震基準で建てられています。新耐震基準に基づく建物の方が安全性が高く、買い手からの需要も高いため、価格も高くなります。一方、旧耐震基準の建物はリスクが高いため、価格が低く設定される傾向があります。
②状態が良くない不動産
不動産の状態が良くないと買い手がつきにくく、価格が下がります。設備の傷みや汚れが目立つ場合、買い手がリフォームを希望することもありますが、そのままの状態で売却すると価格は低くなります。
見た目の重要性
不動産の外観や内装の見た目は、買い手の第一印象に大きく影響します。外壁や屋根の汚れ、庭の手入れがされていない場合など、見た目が悪いと価格が下がることがあります。売却前に簡単なクリーニングや庭の手入れを行うことで、少しでも高い価格で売却できる可能性があります。
③需要に合わない間取りの不動産
需要に合わない間取りの不動産は買い手がつきにくく、価格が安くなります。家族構成や生活スタイルに合わない間取りは、需要が少ないためです。
間取りのトレンド
現在の間取りのトレンドを把握することも重要です。例えば、ワンルームや1LDKなどの小型の間取りは、単身者や若いカップルに人気があります。一方、3LDKや4LDKなどの広い間取りはファミリー層に人気があります。売却する不動産の間取りが現在のトレンドに合っているかを確認し、必要に応じてリノベーションを検討することも一つの方法です。
④設備が不十分な不動産
防犯設備がない、洗濯機置き場がないなど、設備が不十分な不動産も価格が安くなります。設備の充実度は買い手の需要に大きく影響します。
近年の設備ニーズ
近年では、防犯カメラやスマートロックなどのセキュリティ設備が重視される傾向があります。また、インターネット環境の整備やエコな設備(太陽光発電システム、断熱材の使用など)も買い手の関心を引く要素です。これらの設備が整っていると、価格が高くなる可能性があります。
⑤周辺の施設に問題がある不動産
墓地や駅、線路の近く、風俗街やゴミ処理場が近いなど、周辺施設に問題があると不動産の価値が下がります。騒音や治安の問題が原因です。
周辺環境の影響
不動産の価値は周辺環境にも大きく影響されます。例えば、駅からの距離、周辺の商業施設や学校の有無、治安などが挙げられます。周辺環境が良いと価格が上がることがありますが、逆に問題があると価格が下がる可能性があります。
⑥個性的なリフォーム・リノベーションが施されている不動産
個性的なリフォームやリノベーションが施されている不動産は、実用性に欠けることがあり、買い手がつきにくくなります。結果として価格が安くなります。
リフォームのポイント
リフォームやリノベーションを行う際は、一般的なニーズに合ったデザインや設備を選ぶことが重要です。個性的すぎるデザインは避け、シンプルで使い勝手の良いものを選ぶと良いでしょう。これにより、買い手の幅が広がり、高く売却できる可能性が高まります。
⑦事故物件
事故物件は相場よりも安く買い取られることが多いです。事故物件とは、住人が何らかの原因で死亡した物件などを指します。買い手がつきにくいため、価格が低く設定されます。
事故物件の告知義務
事故物件の場合、その事実を告知する義務があります。告知義務を怠ると、後でトラブルになる可能性がありますので、正直に告知することが重要です。告知を行うことで買い手が減る可能性はありますが、トラブルを避けるためには必要なステップです。
不動産を少しでも高く売るには?
安く買い取られないためには、以下の方法を試してみてください。
優良な不動産会社を探す
信頼できる不動産会社を探しましょう。不動産会社の実績や口コミを確認し、得意な物件の取り扱い実績がある会社を選ぶことが重要です。
不動産会社の選び方
不動産会社を選ぶ際は、公式サイトや口コミサイトを活用しましょう。実際に利用した人の評価を参考にすることで、信頼できる会社を見つけやすくなります。また、地元に強い不動産会社を選ぶと、その地域の市場動向をよく理解しているため、高く売れる可能性が高まります。
査定は複数(2~3社)の会社に依頼する
不動産の査定は複数の会社に依頼しましょう。査定額は不動産会社によって異なるため、複数の査定結果を比較して適正な価格を確認することが重要です。
無料査定の活用
多くの不動産会社では無料査定を行っています。これを活用することで、複数の査定結果を比較しやすくなります。また、不動産一括査定サイトを利用することで、一度に複数の会社から査定を受けることができ、効率的に情報を集めることができます。
売却時期の見極め
不動産の売却時期も価格に大きく影響します。一般的に、不動産市場が活発になる春や秋は、売却価格が高くなる傾向があります。また、金利の動向や経済状況も売却価格に影響を与えるため、売却時期を見極めることが重要です。
売却のタイミング
売却を急がない場合は、価格が高くなる時期を待つのも一つの方法です。一方、早く現金化したい場合は、多少価格が下がっても早期売却を目指す方が良いでしょう。自分の状況や目的に合わせて、売却のタイミングを考えることが大切です。
市場動向の把握
不動産市場の動向を把握することも大切です。例えば、人口の増加が見込まれる地域や再開発が進む地域では、不動産の需要が高まる傾向があります。このような地域では、売却価格が上昇する可能性が高いため、タイミングを見計らって売却することが重要です。また、政府の住宅政策や税制の変更も市場に影響を与えるため、最新の情報を収集し、適切な判断を下すことが求められます。
リフォーム・リノベーションの活用
売却前にリフォームやリノベーションを行うことで、物件の価値を高めることができます。特に、キッチンやバスルームなどの水回りのリフォームは効果的です。また、エコ設備の導入やバリアフリー化など、買い手にとって魅力的な改善を施すことで、高値での売却が期待できます。ただし、過度な投資は避け、費用対効果を考慮することが重要です。
ホームインスペクションの実施
ホームインスペクション(建物診断)を事前に実施することで、物件の状態を正確に把握し、必要な修繕を行うことができます。これにより、買い手に対して物件の信頼性をアピールでき、高値での売却が可能になります。また、インスペクション報告書を提示することで、買い手の安心感を高める効果も期待できます。
まとめ
今回は、不動産売却価格が思ったより安くなる理由と、その対策について解説しました。築年数が経過している物件や劣化が進んだ物件、事故物件などは安く買い取られることが多いですが、優良な不動産会社を探し、複数の査定を依頼することで少しでも高く売ることが可能です。
また、売却前の簡単なクリーニングや庭の手入れ、売却時期の見極めなど、細かな工夫を行うことで、売却価格を上げることができます。富山市の不動産の売却を検討されている方は、富山市を中心に不動産売買を積極的に行っているTUMUGU不動産株式会社に是非ご相談ください。しっかりとお客様の考えを汲み取り、お客様に合ったプランニングをご提案することをお約束いたします。
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