【徹底解説】持ち家を売却して住み替えることはできるのか?その流れとメリット・デメリットについて!
2023/03/20
ご自宅の住み替えについて考えたことや聞かれたことはありますか?
今回は、持ち家を売却して「住み替えることはできるのか」、「住み替えを行う流れ」、「住み替え」について解説していきます。
「住み替え」とは?
住み替えとは今お住まいの住居を変えることです。住み替えは、「賃貸アパートから別の賃貸マンションに」、「賃貸アパートから購入したマイホームに」、「持ち家を売って新たなマイホームに」など住み替えには複数のパターンがあります。このように新しい住居に住み替えることを「住み替え」といいます。これまで住んでいた家を売却して実家へ戻るような場合は、「引越し」になります。
住み替えを行うタイミングについて
住み替えを行うタイミングとして一般的なのは、ライフイベントである就職、転職、退職などの仕事の都合や、結婚、出産などのタイミングです。他にも、さらに住みやすい住居を求めて住み替えを行う人もいます。このように住み替えの理由は人によってさまざまです。
それでは、本当に持ち家を売却して住み替えを行うことはできるのでしょうか?
その方法や流れ、メリット・デメリットについて詳しくみていきましょう。
住み替えには「売り先行」タイプと「買い先行」タイプ2種類の方法があります。
売り先行の住み替えとは、現在の持ち家を先に売却してから次の新居を購入する方法です。売り先行の流れとメリット、デメリットは以下の通りです。
「売り先行」とは
売り先行の流れ
売り先行で住み替えをする場合、まず自宅の売却手続きを行います。複数の不動産会社に査定を依頼し、不動産会社を選びます。選んだ不動産会社と媒介契約を締結し、不動産の買い手を探すための売却活動を行います。その後、新居探しを始めます。 自宅の買い手が見つかったら売買契約を締結して家の引き渡しを行い、代金を受け取ります。その資金を元に新居を決めます。持ち家を既に売却してしまっているので、次の新居への入居が間に合わない場合は仮の住まいに引越しをします。タイミングよく行えば、仮住まいを経由せずに済み、手間やリスクを減らすことができるので、タイミングがとても重要になります。 次に新居の購入手続きとして、売買契約を締結し、代金の支払いが完了したら新居へ引っ越しをするという流れになります。
売り先行のメリット
・資金計画が立てやすい
自宅の売却を行ってから次の新居を購入する売り先行では、売却価格がいくらになるのかや、物件が売れる時期を気にしながら新居探しをする必要がありません。現在の家の売却代金を新居の購入費用に充てることができるという面でも余裕を持って新居探しができますし、新居の予算設定の目途がつき、物件探しがしやすくなります。
・物件の魅力を直接伝えられる
売り先行は今の家に住みながら売却活動をすることになるため、内覧に立ち会い購入希望者に直接不動産の魅力を伝える機会があります。日当たりの良さや交通アクセス、近くのショッピングセンターやご近所さんについてなどは実際に住んでいた人から聞くととても説得力があり、チラシやポータルサイトには載っていない情報を直接伝えられることは大きなメリットになり、その家に住んだ時のイメージがつきやすいので、購入に繋がりやすくなります。内覧の対応時には、チラシには載っていないような情報を伝えてあげると良いでしょう。
売り先行のデメリット
・仮住まいが必要になる場合がある
売り先行では、現在の家を売却した後、新居を見つけるのに時間がかかってしまった場合、一時的に賃貸などの仮住まいが必要になります。
それによって、引っ越しの費用や初期費用がかさむことになりますし、新居が見つからないと仮住まいの家に長く住むことになってしまいますので、新居探しは早めに行うとよいでしょう。
・引っ越しの回数が増える
一度仮住まいに引っ越すことになると、引っ越しの回数も増えることになります。現在の家から仮住まいへ、仮住まいから新居へ。そうなると費用も時間も余計にかかってしまいます。引っ越しの手間を軽減させるために荷物の量を減らすなどするとよいでしょう。
買い先行とは、新居を購入してから現在の家を売る方法です。買い先行の流れとメリット、デメリットは以下の通りです。
「買い先行」とは
買い先行の流れ
買い先行は、まず新居探しをします。不動産会社に行き、実際に物件の見学を行います。それと同時に自宅の売却手続きも始めていきますので、不動産会社と契約を交わした後、売却活動を開始します。また、新しく購入する家の売買契約も締結し、新居の代金の支払いと入居の準備を行います。こうして新居の購入が先に完了します。 次に売却活動により買い手が決まったら、契約手続きをして代金を受け取ります。そして売却した物件の引き渡しを行い、住み替えが完了するという流れになります。
買い先行のメリット
・新居探しに時間をかけることができる
現在の家に住んだまま新居探しをすることができるので、焦らずに時間をかけて見つけることができます。
売り先行では一時的に賃貸などの仮住まい住む場合があり、新居探しに焦ってしまいますが、買い先行では初めから新居への引っ越しになるので、本当に住みたいという家が見つかるまで物件探しができます。
・引っ越しが一度で完了する
新居を購入してから現在の住居の売却を行う買い先行では、新居に直接引っ越すことができるので、引っ越しは一度で完了します。引っ越しが一度で済むと、そこにかかる時間も費用も抑えることができるので、メリットだといえます。
買い先行のデメリット
・新居の購入費用の用意が必要になる
買い先行の最大のデメリットは、新居の費用を先に用意する必要があるということです。現在の家の売却代金に頼ることができないため、資金の調達について考えなければなりません。物件の売却代金を新居の購入資金に充てることができる売り先行とは違い、資金の調達が必要になってきます。ですので、場合によっては気に入った物件が見つかっても費用の面で購入が難しくなる場合があります。
実際のところ、どちらのタイプを選択すべき?
では実際のところ、住み替えを行う際には売り先行と買い先行のどちらを選ぶのがよいのでしょうか。
売り先行を選ぶと良い場合
資金面で不安があるという場合は売り先行の方を選ぶとよいでしょう。先に持ち家を売却できれば、新居を購入する際の資金に充てることができるため、資金面で新居探しにゆとりが持てます。ただ、仮住まいの用意が必要であったり、引っ越しが2回必要であったりということも考えると、必ずしも売り先行の方が費用が抑えられるとは言い切れませんので、どのような費用がかかるのかをよく検討してから選びましょう。 資金に余裕があるのであれば、新居を購入するための資金の調達も焦る必要がありませんので売り先行でも良いと言えます。
買い先行を選ぶと良い場合
新居選びに時間をかけたいという場合には買い先行がおすすめです。買い先行の場合、今の家に住みながら新居を探すことができるため、焦って引っ越しをする必要がありませんので、自分に合う物件が見つかるまで、新居探しに時間をかけることができます。もちろん売り先行でも自分に合った物件を見つけるまで新居を探すことは可能です。売り先行と買い先行、どちらかでなくてはならないということはありませんので、自分がより優先したいと思う方法を選べばよいでしょう。
まとめ
今回は、持ち家を売却して住み替えをすることは可能か、またその流れなどを解説してきました。住み替えには「売り先行」と「買い先行」という二つの方法があり、売り先行は、現在の家を先に売ってから次の新居を購入する方法、買い先行は、新居を購入してから今住んでいる家を売る方法になります。新居を購入するにあたって、資金面が不安という方は売り先行がおすすめですが、資金に余裕があるという方はどちらの方法を選んでもよいでしょう。 新居選びに時間をかけたいという方は買い先行がよいでしょう。ご自身の優先事項は資金調達なのか新居探しなのかをよく考えてから住み替えすることをおすすめします。 富山県富山市での住宅のご売却やご購入をご検討されている方は、是非、TUMUGU不動産株式会社にご相談ください。しっかりとお客様の考えを汲み取り、お客様に合ったプランニングをご提案いたします。
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