【初心者必見】不動産仲介と不動産買取の違いとは？
2023/09/12
～始めに～
土地や戸建て、マンションなどの不動産を売却する場合、以下の2つの方法があります。
・不動産仲介
・不動産買取
今回の記事では、この2つの売却方法のおすすめポイントや、メリットデメリットについて詳しく解説します。
これから不動産の売却を検討している方は、この2つの特徴や違いについて、売却前にあらかじめ知っておきましょう。
【結論】じっくり売るなら「仲介」スピーディーに売るなら「買取」がおすすめ
結論から言うと「仲介」にするか「買取」にするかは、自分に合った売り方を選ぶのがベストです。
・なぜ不動産売却をするのか
・なぜ今のタイミングで不動産売却が必要なのか
この2つの理由をじっくり考えれば自分に合った売り方が見えます。ここでは、それぞれ詳しく解説します。
仲介：じっくり売りたい方におすすめ
仲介の場合、買主は基本的に一般の方になります。売り出しの際に、売主様と不動産会社が媒介契約（一般媒介契約、専任媒介契約、専属専任媒介契約のいずれかをお選びいただきます。）を結び、不動産会社が販売活動を行い購入希望者を募ります。そして購入希望者よりお問い合わせが入り、内覧や価格交渉を行ったうえで売買契約を成立させる方法です。価格交渉は行われますが、市場の相場価格での売却が実現可能です。
買取：スピーディかつ確実に売りたい方におすすめ
購入希望者を募るのではなく、不動産会社に直接買い取ってもらう売却方法です。不動産会社は査定を行ったうえで買取価格を提示し、売主様が価格に納得すれば売買が成立します。すぐに売却はできますが、買取価格は市場の相場価格の60％～70％程度の価格になるのが一般的です。。
不動産買取のメリット
不動産買取で土地や戸建て、マンションなどを売却する場合、どのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは、不動産買取の5つのメリットを紹介します。
すぐに現金化できる
不動産会社が納得のいく不動産買取価格を提示すれば、すぐに売買が成立するので、現金化までが非常にスピーディーです。相続税の納付や借金の返済など、すぐに現金が必要な場合に役立ちます。
仲介手数料が不要
不動産買取は不動産会社が直接物件を買い取るため、販売活動を行って購入希望者を探す必要がありません。さらに、仲介手数料も不要です。
築年数が古い物件でも売却が可能
築年数が古い物件は、なかなか購入希望者が見つからない傾向にあります。不動産会社による不動産買取は解体（解体後、新築を建てて売却・更地にして売却）またはリフォーム・リノベーション工事を実施した後に売却することを前提としているため、古い建物でもスムーズな売却が可能です。
周囲に知られずに売却できる
不動産会社が直接不動産を買い取るため、販売活動は行いません。そのため、インターネットや折込チラシに広告が出ることがなく、売りに出していることを周囲に知られずに売却できます。
契約不適合責任が免除
通常は物件を引き渡してから一定の期間内に、シロアリや雨漏りなどの不具合が見つかった場合には、契約不適合責任が発生し、修繕費や損害賠償を請求されることがあります。しかし、不動産会社による不動産買取では契約不適合責任が免除されます。築年数が古い物件は見えない部分に不具合や問題が生じている危険性が高くなるので、契約不適合責任が免除されると安心です
不動産買取にはメリットがある一方でデメリットもあります。ここでは、不動産買取のデメリットを紹介します。
不動産買取のデメリット
買取価格が安くなるケースが多い
買取は不動産会社が主な買主です。不動産会社は、買い取った物件を以下のような目的で再利用します。
・リフォームして再販売
・リフォームして貸し出す
買取した業者は、リフォームにお金をかけるため「物件の仕入れ値」を安くすることが必要です。そして、そのエリアで取引されている「相場の価格」で販売するため、リフォーム費用や諸経費、利益などを差し引いた価格で買取をする必要があるのです。
買取をしてくれる不動産会社が限られる
不動産会社には、それぞれの会社の強みがあります。そのため、不動産買取を専門にしている会社が限られてしまうのが現状です。また、買取対応のエリアが限られている会社もあるためエリアによっては買取専門の不動産会社を探すのが困難になるケースもあります。
物件によっては買取ができない
物件によっては、買取不可の物件もあるため注意が必要です。
・再販売で利益が出ない物件
・解体費用が高くなる物件
・再建築不可の物件
・事故物件
これらの理由で買取を断る不動産会社もあります。しかし「どうせこの物件は買い取ってくれない...」と思わず、まずは気軽に相談してみることが大切です。
ここでは不動産仲介のメリットを紹介します。
不動産仲介のメリット
相場の金額で売却しやすい
信頼できる優秀な不動産会社は、エリアによって「この価格で売れる」という相場をしっかり把握しています。そのため、以下のような不動産会社に仲介を依頼するのがおすすめです。
・不動産仲介の実績が豊富
・地元に特化しているため周辺相場を知り尽くしている
上記のような不動産会社なら、スムーズに売れる金額を提案してくれるでしょう。
不動産のプロが間に入るため安心
不動産会社は、いわば不動産のプロです。不動産仲介は、不動産のプロが売主と買主の間に入って中立の立場から様々なアドバイスをしてくれます。不動産がなかなか売れなくて困っている方は、一度他の不動産会社に相談してみることもおすすめです。
契約書などを作成してくれる
不動産売買や賃貸の場合、契約書や重要事項説明書などの書類が必要です。これらの書類は、法的な内容や専門用語がふんだんに使用されており、不動産業者以外の個人などが作成するのは困難でしょう。不動産会社に仲介を依頼すれば、売買契約書や賃貸契約を作成してくれるため安心です。
トラブルを仲裁してくれる
間に不動産会社が入れば、トラブルに巻き込まれても安心です。中立な立場の不動産会社が仲介すれば、トラブル解決もスムーズになります。また、不動産会社は弁護士などの法律家とも提携しているため、なお安心です。
不動産仲介にはデメリットもあります。しっかり覚えておきましょう。
不動産仲介のデメリット
仲介手数料がかかる
不動産会社に売買や賃貸の仲介を依頼すると仲介手数料がかかります。しかも売買価格が高くなれば仲介手数料も高くなるため、大きな金額の家を購入する場合は仲介手数料の負担も大きいです。
仲介手数料 ＝ 売買価格 × ３% + ６万円 + 消費税
例）3,000万円で売買した場合の仲介手数料
3,000万円 × 3% + 6万円 + 消費税となり、約106万円もかかります。
売れるまでに時間がかかる
不動産会社が買主である買取は、相場よりも安いかわりに買主が決まっています。一方で、仲介の場合は、売却活動の最初に物件の情報を拡散して、買い手を探すことが必要です。さらに内覧や、住宅ローンの申請などに時間と日数がかかるため、売り出しから売れるまでに２~３ヶ月かかることも少なくありません。
悪徳な仲介業者もいる
以下のような不動産会社には注意が必要です。
・仲介手数料が高い
・仲介手数料以外の費用を請求する
前述したように、本来、仲介手数料は上限額が決まっています。それなのに、上限以上の金額を請求してきたり、仲介手数料とは別にコンサルタント料や資料作成料など、何かにつけてお金を請求してくる悪徳業者には気をつけましょう。
仲介と買取の特徴を理解したうえで売却しましょう！
～富山市で不動産買取・売却査定をお考えならTUMUGU不動産株式会社へ！！～
不動産売却の方法には仲介と買取の2つの方法があります。売却を急いでいるのか、どれくらいの価格で売却したいのか、なぜ売却したいのか等の考え方によって適した売却方法は異なります。状況に合わせてお客様のニーズに合った売却方法を選択しましょう。
富山市で土地や戸建て、マンションなどの不動産買取をお考えの方は、TUMUGU不動産株式会社へご相談ください。主に富山市エリアの不動産買取に対応しており、適正な査定価格の提示を心掛けております。まずは査定を依頼したいというお客様も大歓迎です。常に正直になおかつスピーディーな対応がTUMUGU不動産株式会社のモットーです。
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