【徹底解説】中古住宅売却の見積もりや査定・仲介をご相談!不動産売却に必要な書類とは?
2023/11/10
不動産の売却を行うには必要な書類が多くあります。中には、なくても問題ない書類もありますが、的確に所有不動産の査定をしてもらうためにも、出来る限り書類を取り揃えておくほうがよいでしょう。
そこで今回は、不動産売却を進めていくにあたっての必要書類について解説します。
富山市で不動産売却をお考えの方は、ぜひTUMUGU不動産株式会社へご相談ください。中古住宅やマンション、土地など、見積もりや査定、仲介のご相談をお待ちしております。
不動産売却に必要な書類や取得方法について
不動産売却において必要な書類は、売却前(査定時)、売買契約締結時、売買決済時(お引渡し時)ごとに違います。それぞれの必要書類と取得方法について整理しておきましょう。
【不動産を売却に出す前(査定時)】
・購入時のパンフレット、図面等
不動産売却をする際には、購入希望者を募るために、募集広告を作成してもらう必要があります。そのため、間取り図や設備の詳細などの記載がある「購入時のパンフレット等」があれば、募集広告の作成がスムーズに進みます。スムーズに募集広告の作成が進むということは、早期募集できるだけでなく、購入希望者の早期発見に繋がりますので、大きなメリットです。万が一資料がない場合は、施工会社や管理会社が有料で再発行してくれるケースもあるため、問い合わせてみましょう。
・住宅ローンの償還表(戸建てやマンションの場合)
住宅ローンを組んでいる金融機関から送られてくる書類のことです。住宅ローンの残債を知ることで、売却可能な下限額を設定できるため、売主様に有利な査定額の作成に役立ちます。手元にない場合は、金融機関に問い合わせてみましょう。
【売買契約締結時】
・運転免許証もしくは住民票
本人確認のために必要です。住民票は役所や役場で取得できます。マイナンバーカードがあればコンビニでの取得も可能です。
・権利書(土地・建物)
本来、売却時(引き渡し時)に必要な書類ですが、売買契約時に確認だけでもしてもらいましょう。自分では、売却不動産の権利証だと思っていても、実際には所有している他の不動産のものだった、親が相続した際の権利証(空の権利証)だったということも少なくありません。権利証が売却する不動産のものかどうかは「登記簿謄本の権利部(甲区)に記載してある受付年月日・受付番号」を確認する必要があります。
下記の表1の場合、権利証に記載してある受付年月日や受付番号が「平成11年2月3日 第12345号」で所有者が「山田太郎」となっているかどうかを確認します。日付と氏名を確認するだけで意外と分かりやすい場合もあるため、登記簿謄本をお持ちであれば一度確認しておきましょう。しかし、権利証の内容が複雑な場合もあるため、不動産会社や司法書士に確認してもらうのがおすすめです。
・固定資産税納税通知書(売却に出す前にあれば尚良い)
毎年4月か5月頃に税務署から郵送されてきます。万が一、紛失してしまっている場合は、税務署に問い合わせてみましょう。
・固定資産税評価証明書(売却に出す前にあれば尚良い)
市区町村が指定する役所や出張所等で取得可能ですが、自治体によって異なります。
各自治体に問い合わせてみましょう。
・建築確認済証
購入時に売主から交付されている書類です。この書類は割と無いケースも多いです。無いからと言って、心配は不要です。
役所の建築課などでこれに相当する書類が再発行可能です。
・マンションの場合は管理規約、議事録、長期修繕計画書
管理規約に関しては、管理会社や売主から交付されています。議事録や長期修繕計画書に関しては、管理会社が郵送してくれます。ただし、管理規約に関しては有料になるケースがあるので注意しましょう。
表1 |
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権利部(甲区)(所有権に関する事項) |
順位 番号 | 登記の目的 | 受付年月日・受付番号 | 権利者その他の事項 |
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1 | 所有権移転 | 平成11年2月3日
第12345号 | 原因 平成11年1月30日相続
所有者 富山県〇〇市〇〇町1番地1
山田 太郎 |
【売買決済時(お引渡し時)】
・印鑑証明書
いわゆる「実印」が本人のものかどうかを証明する書類のことです。役所や役場で取得できますが、マイナンバーカードがあれば最寄りのコンビニでも取得できます。コンビニで取得するほうが費用も安いためおすすめです。
参考資料:富山市公式ウェブサイトhttps://www.city.toyama.lg.jp/kurashi/koseki/1010193/1012364.html
・権利書
法務局に登記する際に必要な書類です。司法書士が本人様の代理で提出します。万が一、紛失した場合は早めに司法書士や不動産会社に伝えておきましょう。確実に発行されているはずなので、よく探してみましょう。この権利書に関しては再発行ができないため、本人確認書類作成費用がかかります。司法書士によって費用は様々ですが、約3万円~5万円が相場です。決済当日に「権利書がありませんでした」という状況になれば、その日の決済ができない恐れがあります。ません。しかし、できれば、権利書の有無をあらかじめ早めに確認しておくことをおすすめします。ただし権利書がなかったとしても、所有者の情報に関しては公的機関で保管されているます。そのため、不動産売買自体は可能です。安心しましょう。
・登記関連の書類
内容としては、委任状、登記原因証明情報、代理権授与証明書などです。
これらは司法書士が作成をしてくれます。
詳しくは、下記「不動産売却の流れ」をご覧ください。
必要書類は非常に種類が多いので、揃えるのは大変かもしれません。しかし、早めに準備をしておけば、急に慌てることはないでしょう。また、再発行が必要な場合は、発行までに時間がかかるケースもあります。必要書類の不備のせいで契約が遅れてしまうこともありますので、なるべく早めに準備をしておきましょう。早めに準備をしておいて、損をすることはありません。 基本的には、ご所有不動産の査定を依頼するタイミングですべての書類が揃っているのが望ましいです。どうしても用意できない書類がある場合は、不動産会社に相談してみましょう。臨機応変に対応してもらえるはずです。 TUMUGU不動産株式会社では、富山市の不動産売却に関わる相談に対応しています。富山市で不動産売却を検討している方は、ぜひご相談ください。
中古住宅の売却では「建物登記の抹消」をお忘れなく!
中古戸建住宅を売却する際には、建物登記の抹消を見落としがちです。よくある2つの例で解説します。
例①敷地にある倉庫や納屋が登記されているか確認する
敷地内に、住んでいる家以外の建物がある方は注意が必要です。倉庫や納屋などに登記がある場合、住んでいる建物と一緒に買主に登記を移す必要があります。倉庫や納屋の登記をそのままにしていると、使用していないのに固定資産税だけが負担になったり、家を購入した方とのトラブルにもなりかねません。本来、不動産会社や司法書士でも事前に確認しますが、ぜひ知っておきましょう。
例②敷地内に存在しない建物登記が残っていないか確認する
よくあるのが、何十年も前に建っていた建物の登記が残っているケースです。実際に建物が建っていないため、売却時や相続時の登記情報を調べる際に判明することがあります。不動産会社や司法書士が事前に調べる内容ですが、法務局に行けば、誰でも調べることができるため、相談してみるのもおすすめです。
富山市の不動産売却ならお任せ!中古住宅やマンション、土地の売却をお考えなら見積もりや査定、売買仲介のご相談を!
不動産売却の際には、多くの書類の準備が必要です。紛失した場合は、各機関に問い合わせてみましょう。書類を取り寄せるまでに時間が掛かるケースもありますので、早めに準備に取り掛かることを強くおすすめします。
必要な書類を忘れないためには以下の3つのコツを覚えておきましょう。
・シーン別で必要なチェックリストを作る
・早めに準備しておく
・思い切って不動産会社に任せる
富山市で不動産売却のご予定のある方は、TUMUGU不動産株式会社にお任せください。中古住宅やマンション、土地のお見積もりや査定、仲介などのご相談を承ります。必要書類に関しましても親切丁寧にお伝えいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
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